杏林形成外科・美容外科のホームへ

Dr. Hariiの気まま・徒然・ときどき日記へ

2017年の記事一覧:

バーベキュー(5/2)

家族旅行(3/30)

最近嬉しかったこと(2/27)

2016年の記事一覧:

若手忘年会(12/28)

今年もあと1か月(11/26)

医局旅行(10/20)

夏休み(8/19)

ホームパーティー(7/25)

第8回日本下肢救済・足病学会を終えて(後編)(6/25)

第8回日本下肢救済・足病学会を終えて(中編)(6/24)

第8回日本下肢救済・足病学会を終えて(前編)(6/23)

頭頸部癌学会(6/13)

よろしくお願いします(5/9)

国内留学(4/21)

新入医局員(3/29)

日本っていいなあ(3/14)

春(3/3)

海外出張(2/15)

ペットの話(1/18)

第8回日本下肢救済・足病学会の開催について (1/4)

2015年の記事一覧:

がん研有明病院:乳房再建 (12/28)

忘年会(12/17)

マイクロ―サージャリー技術講習会(12/3)

形成外科における基礎研究(11/16)

留学便り(10/29)

再建外科医を志して(10/6)

ワールドカップ予選(9/16)

泥棒せぬは氏神ばかり(9/4)

同窓会(8/10)

女子会(^-^)ノ(7/21)

観光大使(7/13)

女医に関する女医のつぶやき(7/6)

Oktoberfest(6/30)

医局長のお仕事(6/11)

専門店(6/5)

日本血管腫血管奇形学会を主催します(6/1)

皆さん こんにちは (5/25)

 

 

杏林大学形成外科・美容外科の医局員が、仕事の合間に、コーヒー片手に一言・・・・

 

 

カフェの人々

・菅 浩隆(講師)

・尾﨑 峰(准教授)

・白石知大(助教)

・成田圭吾(助教)

・大島直也(レジデント)

・江藤ひとみ (助教)

・大峯啓志(レジデント)

・井原 玲(助教)

・佐藤卓士(助教)

・清家志円(助教)

・岩科裕己(医員)

・景山大輔(レジデント)

・栗田昌和(留学中)

・若林桂介(医員)

・河内 司(助教)

・中務秀一(レジデント)

・関山琢也(レジデント)

・山下雄太郎(助教)

・佐藤大介(助教)

・大浦紀彦(教授)

・嶋崎仁孝(レジデント)

・倉地功(助教)

・倉地彩奈(医員)

・古屋恵美(レジデント)

・松永洋明(レジデント)

・齋藤隆文(レジデント)

・多田朋子(医員)

・海野早織(レジデント)

 

 

 

バーベキュー

2017年5月2日

 爽やかな季節になってきました。先日は、恒例のバーベキューパーティーを我が家で開催しました。留学時代に経験したボスの家でのホームパーティーに憧れ、帰国後は自分のチームメンバーが入れ替わる度に開催するようにしています。狭い家ですので、海外の優雅なホームパーティーとは程遠いのですが・・・

 この季節は外でバーベキューをするには最適の時期です。もう少し季節が進むと、庭では蚊の猛攻に会いますし、熱中症にも注意が必要です。先日は好天にも恵まれ、小さな子供連れの家族もいて、みんなで楽しいひと時を過ごすことができました。

 

文責:菅 浩隆

 

 

 

 

家族旅行

2017年3月30日

 先日、と言っても季節が2つほどさかのぼりますが、家族旅行に出かけました。 最近、車窓を眺めながらお食事やお酒も楽しめる観光列車があると知り、父の還暦祝いにプレゼントしたのでした。私たち姉弟が仕事をはじめ、家族そろって旅行する機会が減ってしまい、久しぶりでしたし、実はその1か月前に父の手術を私自身が担当したため、無事に旅行に行けたこと自体に感慨深いものがありました。私は研修医の時にお世話になった先生に、「私は自分の家族だったらどうして欲しいかを考えて治療に当たっている」と教わって以来、なるべく念頭に入れて診療に当たってきたつもりでした。しかし、いざ実際に自分の家族が手術を受けるとなると、いくら自分の分野の疾患であったとしても色々不安になるものだな、と実感しましたし(自分が手術を執刀することへの不安もありましたが)、他の家族も私の思わぬ点を色々心配するものなのだなと知らされました。今までに自分自身が入院した経験もありましたが、今回患者の家族側の立場も知ることができ良い経験になりました。ありきたりな表現ですが、今後の診療に役立てたいと思います。

 さて、写真は今回乗りました「ろくもん」(しなの鉄道)です。美味しいコース料理をいただけて、長野の地ビールやフルーツジュースもありました。お土産を買えたり、サーブしてくれるお姉さんが記念写真やメッセージカードをくれたり、とても楽しめました。ただレストランで食事するだけとは違い、ただ移動するだけの列車とも違い、面白かったですよ。列車ごとにコンセプト(日本酒飲み比べ、楽器演奏イベントなど)があるみたいなので、機会を見つけて色々乗ってみたいなと思いました。

 

文責:海野早織

 

 

 

 

最近嬉しかったこと

2017年2月27日

 私ごとですが同期と二人無事に専門医試験に合格することができました。医局の先生方には様々なご指導を頂き、入局してから今年で5年が経過しました。特に試験準備に追われた昨年は色々なフォローをして頂き、感謝の念が絶えません。そこで、お世話になった先生方へのお礼も兼ねて、飲み会を開催しました。お鮨に釣られてか、後輩も含めて久しぶりに医局員ほぼ全員が集まる飲み会になりました。大勢が集まってくれて、嬉しい飲み会でした。まだ専門医になった実感はありませんが、これまで以上に責任を持って患者さんと向き合っていかなければ、と心新たに思う今日この頃です。

 しかし、最近はというと、試験から解放されて、暇を見つけては趣味の舞台鑑賞に現を抜かしている日々です。忙しい日々を趣味でリフレッシュしながら、仕事に励めれば日日是好日。

文責:多田朋子

 

 

 

 

若手忘年会

2016年12月28日

昨日は医局の若手で忘年会でした。

これは毎年のように思うのですが、今年も魅力的で素敵な方々とのたくさんの出会いがありました。仕事の面でも同僚の先生方に恵まれ、数えきれない学びを与えていただきました。今は知りたいことはたいていネットで検索すれば解決しますし、情報リテラシーさえ鍛えれば自分で学べることはとても多いと思います。しかし形成外科の研修をしていても、教科書では学べないことのほうが自分を成長させてくれることに気づかされます。今年を振り返ってみても、一緒に働いている先生方の考え方、臨床や研究への取り組み方、そして患者さんと向き合う姿勢に触れることで、自分の認識の甘さや足りない部分を痛感させられました。

逆についてなかったなーと思うところを振り返ると、圧倒的なものが一つだけありました。自分で決めた賃貸アパートの立地です。ほんと失敗しました。。。これも杏林の先生に相談していればこんなことにならなかったのにと思うと、やっぱり周りの人って大事だなーと思います。

皆様、よいお年を。

文責:齋藤隆文

 

 

 

今年もあと1か月

2016年11月26日

先日娘に、ファミコンが欲しいと言われ驚きました。何でもファミリーコンピューターミニというハードが発売されたらしく、厳選された30本のソフトが内蔵されているそうです。今ではやらなくなりましたが、昔はかなりのゲーマーだったこともあり、娘のためというよりは自分のために購入してしまいました。 「ファイナルファンタジー」「星のカービー」「マリオブラザーズ」「ドンキーコング」「ロックマン」などなど、現在も受け継がれている名作達の原点がそこにはあり、今やっても十分楽しめる懐かしのソフトがてんこ盛りでした。

グラフィックや操作性などは現代のゲームに軍配があがりますが、少ない容量の中でいかに楽しく遊べるか試行錯誤した末の傑作達は、とにかく色褪せない魅力で満ちていました。これが現代まで受け継がれるソフトとなった所以なのでしょう。

ここ杏林大学形成外科も、代々受け継がれる魅力ある気風に満ち満ちています。 産業医科大学からの出向で来た私にとって、杏林での研修は本当に有意義で、一つでも多くの技術、姿勢を学んで(盗んで?)いこうと必死です。 そんな他学出身の私にも変わらずに接してくれる先生方に対して、感謝の念が耐えない今日この頃です。 写真は医局旅行での一幕です。忘年会でもぜひ司会をやりたいものですね。 以上、普段寂しい思いをさせてしまっている娘にポケモン サン&ムーンまで買ってしまったパパでした。

文責:松永洋明

 

 

医局旅行

2016年10月20日

先日箱根に医局旅行に行って参りました。
  土砂降りの雨も現地に着く頃には落ち着いて、心配されたフォレストアドベンチャーは無事決行されました。雨上がり、ぬかるんだ山道と木々の合間を縫う様に張られた湿ったロープ。揺れる足場の木片。ワイヤーに名前を忘れた金具を取り付けるとき、もう2度と来られないと思った高一の夏、妙高山の鎖場の冷たい岩肌を思い出しました。あの時、オーケストラ部だった私はドヴォルザーク交響曲第7番冒頭のビオラA線の旋律の緊張を重ねていました。大学に入って、白馬岳の大雪渓を超えた岩場でもそれを思いました。私は高所恐怖症のようです。冷たくなった手と、距離のわりにやけに遠くに聞こえる同期たちの指摘で火照りやすい私が青ざめて生気を失っていることに気づきました。こんなことは、2011年富士急ハイランドのジェットコースター高飛車頂上以来です。あの時も私の顔貌に同級生がざわついて、みんなで記念写真シールを購入したので間違いありません。励まし、励まされ。4月からお世話になっているみなさまが一緒だったので本当に救われました。
  温泉地での宴会では、日頃は術着の下に隠れている個々の身体技能が光り、医局の仲の良さとチームワークに笑顔の絶えない時間を過ごすことができました。きっとまた忘年会の夜にでも思い起こされるでしょうからここまでにしておきます。
杏林大学形成外科で勉強させていただいて半年が過ぎました。刺激的な毎日ですが、暖かくご指導いただき、形成外科を選んで良かったと気持ちを新たにしております。還元できるよう精進する所存です。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

文責:古屋恵美

 

 

夏休み

2016年8月19日

連日の猛暑に加え、今年はオリンピックで熱い日が続いております。
私たちは7月上旬に早めの夏休みをいただきました。夫婦で同じ医局に所属しているので「夏休みまで一緒に過ごすの?」なんて冗談をいわれることも。はい、一緒に沖縄旅行してまいりました。
同じ職場だと、説明せずともお互いの優先事項を予測できたりと、普段はあまりストレスを感じることはありませんでした。旅先も乗り切れるかと思いきや、1歳の娘にてんやわんや、まだまだ阿吽の呼吸には程遠いことを実感しました。
娘は行きの飛行機から大興奮。隣のお姉さんにコーヒーをこぼすやら奇声が止まらないやらで、現地につく頃には夫婦でグッタリ。本人は昼寝ですっかり体力回復してどこ吹く風です。初めてづくしの沖縄、どこへ行っても、何を見ても感激してしまう子供の感性の強さを目の当たりにして、自分たちももっともっと磨いていかないとなあと感じました。
ここまでは楽しい夏休み。後半は子供の持病が悪化し、小児科通いの毎日、そして飛行機ドクターストップ、冷や汗の止まらない夏休みになったのでした。。。
子育て2年目、まだまだ未熟ですが、クリエイティブな存在に刺激を受けながら、仕事にもプラスにしていけたらと思います。

文責:倉地功・彩奈

 

 

ホームパーティー

2016年7月25日

先日、上司のホームパーティーに招待していただきました。研修医のときにも招待していただき、今回で2回目の参加です。子供連れで参加されている方も多く、普段は院内でピシッとされている先生方もこの日は家庭での顔を垣間見ることができました。美味しいご飯と美味しいお酒を御馳走になりながら親睦を深められ、有意義な1日となりました。
入局してはや4カ月が過ぎました。仕事にも慣れてきたため、良き環境を活かして日々切磋琢磨していきたいと思います。

文責:嶋崎仁孝

 

 

第8回日本下肢救済・足病学会を終えて(後編)

このページのトップへ戻る2016年6月25日

「学術集会を終えて」
今回の学術集会には1200名の方々にお集まりいただきました。過去8回の学術集会の中で最高の人数でした。多くの方々から「参加している人達の熱い思いが伝わってくる、これからますます発展する学会ですね。」とのお言葉を頂戴し、主催者としましても大変うれしく思いました。学会に参集いただきました医療従事者、またご協力を賜りました企業のみなさまにこの場を借りて厚く御礼申し上げたいと思います。学会を影から支えてくれた医局員と病棟スタッフにも心から感謝申し上げます。
来年度は、福岡にて連携をテーマに行われるとのこと、今からわくわくいたします。
この疾患を多くの一般の方々に周知していただき、医療制度を整えていくことが、われわれ日本下肢救済足病学会の学会員としての急務であると再認識いたしました。今後も糖尿病・透析の患者さんのために、一人でも多くの人の足を救うべく努力していく所存です。

文責:大浦紀彦

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第8回日本下肢救済・足病学会を終えて(中編)

2016年6月24日

「学会の成果」
本学術集会では、「下肢重症化予防」に関連する多くのことに焦点を当てました。
まず、診療報酬改定に尽力してくださった参議院議員の秋野公造先生をお招きして、「重症化予防の意義と診療報酬を新設するまでの道のり」などについてのお話を伺いました。
さらにこの制度を受けて、透析患者さんの下肢を救うために具体的に行うべきことを、今回の学術集会では、シンポ・パネルで討論いたしました。「形成外科医が発信する創傷治療」では、全国の若手形成外科医に、最新の創傷治療について解説をいただきました。杏林大学からは、清家先生に発言していただきました。看護師による創傷治療についてのパネルでは、杏林が中心となって活動している多摩地区の看護師連携ネットワークL-Swanについて、杏林大学病院形成外科病棟の山本師長より発言いただきました。
注目を集めたセッションは、「糖尿病合併症を防止するための心理的治療とケア」堀川 直史先生(埼玉医科大学 かわごえクリニック メンタルヘルス科)の教育講演でした。堀川先生は、糖尿病・透析の患者さんの心理に造詣が深く、外科領域を専門とするわれわれにとって、非常に興味深い内容でした。

 

文責:大浦紀彦

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第8回日本下肢救済・足病学会を終えて(前編)

2016年6月23日

第8回日本下肢救済足病学会を、平成28年(2016年)5月27日から28日にかけて、東京(新橋)の虎ノ門ヒルズフォーラムで開催いたしました。

「下肢重症化予防」
糖尿病や透析患者さんの足を救うLimb Salvage(下肢救済)が、この学会の大きな目的になっています。この度の学

術集会では、「wellbeingのための下肢重症化予防」をテーマといたしました。この学会開催の1か月前になりますが、H28年度診療報酬改定がありました。診療報酬というのは、治療や診断の価格を、2年に一度厚労省が中医協との話を経て決めるものです。医療政策、医療制度を決めることともいえます。この診療報酬改定の中で、「重症化予防」という文言が組み入れらました。厚労省は、今まで疾患になる前の予防には、積極的に取り組んできましたが、実際に疾患になってしまうとそれが重症になる、疾患によって亡くなってしまうような状況には、あまり積極的に取り組むことをしませんでした。むしろ、患者さんを病院からの距離を隔たらせることによって(アクセスさせない)ことによって医療費を抑えようとしてきました。H28年度診療報酬改定の中に、下肢重症化予防:下肢末梢動脈疾患 指導管理加算というしくみが新設されました。足を救うための早期発見、早期治療、診療科連携を行うことに初めて点数がついたのです。まさに今回の学術集会のテーマとも重なるものとなりました。

 

 

文責:大浦紀彦

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よろしくお願いします

2016年5月9日

4年ぶりに杏林大学に帰って来ました。
3月まで3年間働いた病院でのことです。勤務最終日に、約1年前に唇裂の手術をした子のお母さんからお手紙を頂きました。

産まれて初めて唇裂に気づき、手術までの1ヶ月半はすごく不安で、申し訳ない気持ちで辛かったこと。
手術の時は自分の無力さを感じ、ただただ祈るしかなかったこと。
手術を受け、今では本当にかわいい顔になり、同時に不安だった心が穏やかになったこと。
この先、何回も手術を受けないといけないことに不安はあるけど、「これからもきっと大丈夫。」って思えるようになったこと。
この先の手術も私にしてもらいたいと思っていたから、異動と聞いてすごくショックだったこと。
手術から1年間、本当に幸せな毎日を過ごしていること。
そして、もし今後、同じように不安を感じているお母さんがいたらぜひ見せてあげて下さい、とこれまでの写真が同封してありました。

こんな素敵なお手紙を頂き、こちらこそ幸せな気持ちになりました。
そして初心を思い出させて頂き、身の引き締まる思いです。
これからも患者さんの幸せのために精進していきますので、宜しくお願いします。

 

文責:佐藤大介

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国内留学

2016年4月21日

徳島からはるばる東京にやってきてはや1ヶ月が過ぎようとしています。これまで大阪より北で生活したことはなく、徳島で長い間生活してきたため、すっかり徳島弁が身について離れません。患者様や看護師さんなどとお話しするたびに、「先生、関西出身?」と言われます。自分ではそれほどなまっている自覚はないのにやはりイントネーションが違うのだなと感じる日々。コミュニケーションは問題なくとれるので、逆になまりを前面に押し出して早く皆さんに覚えてもらおうかと考えるようになってきました。
同じ形成外科の仕事でも、関西と関東では微妙な違いがあり、そのギャップに時々戸惑いながらも病院スタッフや医局の先生方に暖かく、右も左もわからない私をサポートしていただきながら快適に仕事をさせていただいています。
杏林大学病院という形成外科では非常に有名な病院で勤務できる貴重な日々を無駄にしないよう日々精進です。

文責:山下雄太郎

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新入医局員

2016年3月29日

新年があけて早2ヶ月、春一番も吹き、春の兆しが感じられます。毎年この時期はそうですが、出会いと別れの季節になります。この医局でともに働いた先輩方や後輩達を新天地へと送り出し、新しく入ってくる仲間達を迎え入れる季節です。私も1年前にここへ迎え入れられ、働き始めました。当初、大学病院で働いた経験がなかったことから、慣れないことで戸惑い、広い病院の中で迷い、患者さん道を聞かれても「私も迷っているところです。ご案内できず申し訳ありません。」という始末。それが早くも一年が過ぎ、迎え入れる側となりました。
今年度の医局員の入れ替えは数が多く、なかなか大変な時期にはなりそうです。今年は赴任当初自分がしてもらったように、より多くのことを新しい仲間達に伝えられるよう努めます。医局の雰囲気がガラッと変わると寂しくなるとも思いますが、新しい仲間達とつくる医局の雰囲気は、新しい風が吹いて楽しいものになることでしょう。
写真は来年度入局してくる新入局員の先生方です。やる気に満ち溢れた姿に、新たな杏林大学病院形成外科のページをともに作っていくのだと自分の身も引き締まる思いでした。

文責:関山琢也

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日本っていいなあ

2016年3月14日

日本の人口はおよそ1億3000万人、毎年およそ8000人の新米医師が誕生しています。人口3億2000万人のアメリカ合衆国では、毎年1万8000人の医師が誕生します。比率でみると日本と大差はありません。
さて、この新しく誕生した医師達は自分の専攻(専門)に向けてトレーニングをするためResidentになる必要がありますが、形成外科に関して言えばアメリカでは毎年およそ130人の形成外科Residentを募集していて、毎年2倍程度の競争率のようです。2倍程度と言うと大したことは無いように感じるかもしれませんが、アメリカの形成外科Residencyは以前から超絶難しいと言われております:
Ann Plast Surg. 2013 Oct;71(4):406-9. doi: 10.1097/SAP.0b013e31824ca654.
Recent trends in applicants and the matching process for the integrated plastic surgery match.
詳細は省略しますが、極端な話「俺はすごいぜ!」という自信たっぷりの状態でないとなかなか応募すらできない状況なのです。超絶難関なので、他者との「違い」を試験官に見せつけなければなりません。まず前提として米国医師国家試験(USMLE)をほとんど満点の状態で合格している必要があり、それに加えて有名な雑誌に論文を載せたり、有名な医師の下で研究したり、場合によっては予め他の国で形成外科医として経験を積んだり・・・著しく大変です。
一方、我が国日本では・・・国家試験、何点で合格したなんて関係ありません。人数制限もありません。医師になった場合は基本的には100%専攻したい科を選択することができます。「俺、消化器内科医になりたかったのに希望のResident枠落ちちゃってさ、消化器内科医になれないんだよね」などという現象が起きる確率、日本ではゼロなのです。すごいぜ日本。これが100%良いことかどうかは分かりませんが、私を含めて日本人の多くは「自身が興味のあること=仕事」であることをかなり大事にしているのではないでしょうか。それを考えると、日本のシステムはありがたいなー、と思うのです。ただ同時に、日本のようにしたいことができる環境にある国はごくごく稀であって、世界を見回すと厳しい競争を勝ち抜いた優秀な医師達が同じ土俵で切磋琢磨していることを忘れてはならないと思うのです。
さて、今日も一日頑張ろうっと。

 

文責:中務秀一

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2016年3月3日

春一番が吹いた日、早咲きで知られる河津桜を見ました。強風に煽られながら、見上げると咲き始めのピンクの桜、足もとには黄色の菜の花。着々と近づく春を実感したら、ちょっと切なくなりました。
春は変化の多い季節。私たち勤務医も、春に職場の異動が多く、杏林形成外科も毎年メンバーの入れ替わりがあります。毎日長い時間を一緒に過ごした仲間と離れてしまうことに、心細さや寂しさを感じずにはいられません。個性豊かな面々を思い浮かべて、あの患者さんはこの先生と一緒に治療させていただいたな、この先生の手術の手さばきに感嘆したな、勉強熱心で知識の多い先生にいつも刺激を受けたな、説明が上手だから真似させてもらったな、フットワークが軽くどこにでも駆けつけて手助けしてくれる先生だな、などと考えていると、みんなの仕事ぶりに多くの事を学ばせてもらったことに気付きます。
貴重な経験を共有してきたのですから、この先どこにいても形成外科仲間として繋がるはず。新しい仲間を迎える事で、組織がリフレッシュして活性化され、さらに良い医療を提供できるはず。やっぱり春は明るく暖かく前向きな季節だな、と思った休日でした。

文責:江藤ひとみ

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海外出張

2016年2月15日

この度、1月22日から24日にかけてThe American Society of Maxillofacial Surgeons主催の顔面骨に関するセミナーに参加してきました。会場はSan FranciscoにあるCalifornia大学内の小さな講堂で、少し古びた(歴史のある?)大学の教室のようでした。以前参加した国際色豊かな台湾のセミナーとは異なり、今回のセミナーの参加者はほとんどがアメリカ人で、外国人は自分だけのようでした。確かにinternationalではなくて、American Societyなので、当然といえば当然です。内容としてはベーシックな内容が多かったのですが、日本の方法とは少し異なったアプローチ法などもあり、新しい知見も得ることができました。中には講師の先生方に意見を述べたかった内容もありましたが(偉そうに・・・)、あの場では難しかったです。
久しぶりにアメリカに行ったのですが、街ではいつもHey, Guyと呼ばれ、何だか今でも子ども扱いされている気がしました。ジャパニーズイングリッシュ的(?)には、guyというと「お前」とか、「ヤツ」とかですよね。すっかりオヤジになったはずなのに、それでも日本人は幼くみえるのかと、少し喜びつつも、もっとgentleに扱って欲しい気持ちと複雑な心境でした。それとも、どんなにオヤジであっても普段からGuyって呼ばれるものなのですかね。あまり海外事情に詳しくないので、勝手な妄想なのかもしれません。
普段、自分はほとんど写真を撮ることがないのですが(旅行に行っても撮りません)、唯一撮った写真を載せます。セミナーの会場が分からなくて、広大なカリフォルニア大学内で路頭に迷った時に、初めに入った施設Medical Centerの写真です。受付のお姉様の表情は非常に怖かったのですが、随分親切にいろいろと教えてもらいました。感謝しております。ちなみにこの施設、杏林の救急外来みたいでした。

文責: 尾﨑 峰

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ペットの話

2016年1月18日

自宅には妻が結婚前から飼っていたチワワが1匹います。名前はトウゴウです。変わった名前ですが、妻にとって3匹目で、初代はゴルゴ(ミニチュアダックス)、2代目はスナイパー(ボストンテリア)。好きな漫画の影響を多分に受けているようです。幼少時のトラウマから、私は犬がそもそも苦手で、ペットに衣装なんて飼い主の自己満足だと思っていました。結婚後、お手やお座り、伏せをしつけるべく、毎日ごはん(エサではありません)を与え、本を買って犬の気持ちをたくさん勉強した結果、帰宅すると玄関前まで迎えにくるようになり、妻より自分の言うことを聞くようになりました。勉強は非常に重要でした。診療においても勉強をおこたらず、日々知識の更新につとめようと思います。今では写真のような服をつい買ってしまうぐらいの犬好きです(横浜中華街で見つけました)。

文責: 河内 司

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第8回日本下肢救済・足病学会の開催について

2016年1月4日

先日のYahoo ! ニュースでご覧になった方もおられるかもしれませんが、日本で糖尿病が原因の壊疽で足を切断する人は年間2万件、世界では20~30秒に1本のペースで足が切断されているとされています。少しでも足の切断を防ごうと、日々フットケアを担当している形成外科医・循環器科医や多くの医療従事者が集まる学会が日本下肢救済・足病学会です。2016年5月27日、28日に虎ノ門ヒルズフォーラムで、当科の大浦紀彦教授が会長となり、第8回日本下肢救済・足病学会を開催いたします。

第8回日本下肢救済・足病学会学術集会(会長 大浦紀彦)

 学会テーマは「Wellbeingのための下肢重症化予防」で、重症糖尿病患者さんの足を救おう!!というのが今学会の主題です。

 杏林大学では、毎週木曜日午後にフットケア外来を行っています。日々診療する中で不幸にも下肢切断となってしまうこともありますが、学会を通して診療の下肢救済のネットワークがひろがり、一人でも多くの患者さんの足を救うことにつながることを願っています。

文責: 河内 司

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がん研有明病院:乳房再建

2015年12月28日

先週、がん研有明病院からインプラントを用いた乳房再建の勉強会の講師としてのお招きを頂きましたので、お邪魔してきました。どうやら当科で再建している乳房形態について良いとの評判を頂きましたようで、当科で行っている再建方法を詳しく知りたいとのことで、そのことについてお話をさせていただきました。

がん研有明病院といえばおそらく日本で最も乳房再建症例数の多い病院だと思いますが、乳房再建に携わる形成外科医も多数在籍していました。ついでに手術も見学させてもらってきました。当科では多種多彩な手術が行われるため、手術の度に準備から内容までことこまかく説明や指示を出す必要があるのですが、さすがにがん研有明では症例数が多いだけあり、手術の準備も何も指示しなくても当たり前のようになされており、術前後のデータなどの管理方法もしっかりしているなと感じ、私としても学ぶものがありました。
今回は私の医局の先輩であるセルポートクリニック横浜の辻院長も参加して頂き、がん研有明の先生方との有意義な意見交換ができました。学会では不十分な議論になりがちですが、このような会を持てると十分に議論ができて楽しかったです。その後の飲み会でも大変貴重な?意見交換ができたと思っています。

               

文責:白石知大

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 忘年会

2015年12月17日

毎年恒例の忘年会を12月12日に新宿で行いました。参加者は83人という大きな会になりました!皆さまご参加ありがとうございます。会場はちゃんとした日本料理屋です。ちょっとした居酒屋ではありません。おいしいお料理とお酒が楽しめました。余興ではクイズ大会を行い、正解した方には景品を差し上げたのですが、今年の目玉商品は「ダイソンホットアンドクール」と「ワンダーコアスマート」でした。
2次会はカラオケです。朝5時まで歌いっぱなし、飲みっぱなしです。途中で脱落者を出しつつも大勢が朝まで楽しみました。帰りの電車は後輩2人と乗りましたが、吉祥寺駅で降りられたのは私一人だけ。後輩2人は高尾駅まで往復したそうです。その日の午後に会場まで荷物を取りに行って、病院まで持って帰り、今年の忘年会が無事終了しました。正直しんどい。

 

               

文責:若林桂介

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 マイクロ―サージャリー技術講習会

2015年12月3日

第42回マイクロサージャリー学会の技術講習会に成田先生とともに講師として参加してきました。内容はシリコンチューブや手羽元の血管を使っての顕微鏡下での血管吻合練習をマンツーマンで指導するというものでした。今回の講師陣はみなラットを用いて実験や練習を行える恵まれた環境に育った方ばかりで、始める前は、練習材料に不足感を感じていましたが、実際に顕微鏡をのぞくと、手羽元の血管が人間の血管と似ており、みなさん指導に熱が入っているようでした。みんな手術や教育が好きな人たちなのだなと感じました。講習を受けた若手の先生方もやっていく中で上達がみられ、想像以上に満足度の高い講習会でした。また、今回のその他の講師陣は私の同門の先輩方ばかりで、久しぶりに楽しく集まることもでき、その意味でも有意義な時間を過ごすことができました。
講習の様子と、学会を主催した獨協大学のみなさんおよび講師の先生方と一緒に写った写真を掲載します。

 

               

文責:白石知大

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 形成外科における基礎研究

2015年11月16日

形成外科は手術ばかりしている診療科というイメージがあるかもしれませんが,大学などの大きな施設では細胞やマウスを用いた基礎研究も行っています。形成外科の領域でも血管奇形やケロイドなど,まだその原因や病態が分かっていない疾患があり,そのような疾患に対しては手術による治療を行うだけでなく基礎的な研究を行うことも我々形成外科医の重要な仕事だと思います。私自身はキズが治る過程でマクロファージと呼ばれる細胞が果たす役割に注目して研究を行っています。写真は培養中のマクロファージです。この細胞,もともとは細菌を食べるなどの働きがあり,免疫系の細胞としてしか認識されていなかったのですが,実はキズが治る過程でサイトカインと呼ばれる因子を分泌して血管新生を促したり,自らがコラーゲンを産生したり,いろいろと重要な役割を果たしているようなのです。人の体はまだまだ分からないことだらけですが,基礎研究によって少しずつ新しいことが解明され,将来的にはそれが治療につながれば良いと思いながら日々研究を続けています。手術などの日常業務に追われてなかなか基礎研究をする時間がない,基礎研究に興味を持ってくれる形成外科医が少ない,基礎研究を頑張っても誰もほめてくれない(!?),など悩みも多いのですが(笑)。

 

               

文責:菅 浩隆

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 留学便り

2015年10月29日

早いもので米国、サンディエゴにあるソーク研究所に留学を開始して半年がたちました。外科医の留学というと、臨床留学と称して海外の先端医療を行う施設の見学をする場合もありますが、僕の場合は、日本で取り組んでいた研究を進めるため、研究に特化した施設を選びました。
必ずしも思った通りに進まないのが研究ですが、周囲の仲間と、晴天率90%をこえる快適な環境に助けられながら、日夜を問わず研究三昧の生活を送っています。ここで学ぶ多くのことは、これがなければ生涯身に着けることができなかったであろうことばかりで、貴重な機会に恵まれたことに感謝しつつ暮らしています。これを生かして、世のため人のためになるよい研究ができるよう、更なる研鑽を続けたいと思っています。
写真は、月が地球に最も近くなるスーパームーンの日の未明に研究所でとったものです。確かにびっくりするくらい月が大きかったので、思わず携帯で1枚、撮影してみました。

 

               

文責:栗田昌和

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 再建外科医を志して

2015年10月6日

カフェでするには重い話ですが、4年前の夏、私は肺の難病を患っていた父親に京都大学病院で生体肺移植のドナーとして右下葉を提供しました。兄は左下葉を同時手術で提供しています。父は免疫抑制剤を内服してはいますが、今も悠悠自適に元気に生活しています。
私はもともと一般外科で消化器、乳腺、血管外科の診療にあたっておりましたが、がん切除後の再建の魅力と、肺移植ドナーとなった経験から移植分野への興味も相まって、自家遊離組織移植(自分の体の一部がドナーの移植)、マイクロサージャリーという武器で悪性腫瘍切除後の全身の再建を行う再建外科医を志して杏林大学形成外科の門戸を叩きました。アメリカでは私のように外科を研修した後に形成外科に進むコースがあるようです。
がん切除後の再建は、単に形態の再建だけでなく、障害された機能の再建をすることでQOL(quality of life)の維持・向上が目標になります。なかなか想像がつかないかもしれませんが、薄くしなやかな前腕皮弁、お腹の厚い筋肉を含める腹直筋皮弁、骨の欠損を補うために下腿の骨である腓骨皮弁などで腫瘍切除後の欠損を再建します。他科の切除術後なので野球でいうところのリリーフ・抑えと行った役割でしょうか。しっかりセーブポイントを取れるようになるために研鑽を続けていく所存です。

 

               

文責:景山大輔

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 ワールドカップ予選

2015年9月16日

みなさん、こんにちは。
サッカーワールドカップ予選がすでに始まっていますね。
小学生からサッカーを始めた影響でよく試合を見ながらその国の国旗や首都を覚えていました。特に代表戦ではその国の文化や歴史の背景、国民性がチームの特徴、戦術に反映されていてそういったものを感じながら見る楽しみがあります。
勝負の世界にはいろんな名言もあります。98年フランスワールドカップ、フランス優勝の立役者、ジネディーヌ・ジダン選手の「サッカーが簡単だったことは一度もない」。なんでもない言葉ですが、サッカー好きには、多くの成功と挫折を経験してきた一流選手の言葉に重みを感じます。
ひょっとすると僕らが日々仕事場で発する言葉はそれ以上に大きな影響力を持っていることをもっと自覚しないといけません。ふとそんなことを思いました。
最後に3年ほど前に南仏のエズという小さな村を旅行してきたときの1枚を。

 

               

文責:岩科裕己

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 泥棒せぬは氏神ばかり

2015年9月4日

一般的に、デザインの世界では、他人の作品と似ていたりするものはあまり歓迎されないようですが、外科の世界、特に手術に関しては、先輩から手技を盗んで上達します。僕は、形成外科の研修を大阪大学でスタートして、労災病院、こども病院、そして杏林大学と、いろいろな手技を見て盗んできたつもりです。
ハサミの持ち方、縫合の仕方などの基本手技を始め、この手技は誰から盗んだ、あの手技は誰から盗んだ、など、よく覚えています。こういうところは、料理人や落語家の修行に似ているのかもしれません。ここ杏林の医局は、手術の上手い先生がたくさんいて、若い盗人にとってはとても良い所です。
僕は医者9年目ですが、短い経験から後輩に言えることは、上手い手術を見て盗みまくれ、ということです。ただ、手技以外のものまで何でもかんでも盗んでは駄目だ、と、学会先のインドで財布を盗まれた僕は思います。

 

               

文責:清家志円

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 同窓会

2015年8月10日

つい先日、大学の同窓会に出席しました。といっても医学部ではありません。詳細は割愛しますが、私は一度大学を出てから医学部に入りました。今でも不況のためか医学部再受験が増えているようです。
さて同窓会ですが,卒業以来の開催でなんと20年ぶり!です。当然の如く皆おっさん、おばちゃんになっていました(私も含めてですが)。クラス担任の久馬先生(御年84歳!)も参加されました。私が卒業したのは農学部の農芸化学科というところで、当時バイオテクノロジーという言葉が流行っていて人気の学科でした。卒後,大学に残って研究を続けたり、主に製薬会社や食品会社などの研究所に就職する人が多いです。教授になった者も何人かいて、管理職も多く、皆えらくなったあと感心しました。青春時代?をともに過ごした仲間たちと久しぶりに語り合うことができ、大変懐かしく、嬉しかったです。
ところで知識ある人たちのハズですが、「形成外科って何するところ?」「骨折とか湿疹をみるところやろ」と、ほとんどの人が形成外科のことを知りませんでした。ここでも形成外科の認知度の低さを実感しました。簡単に言うと「形成外科とは主にけがや病気による傷跡や変形などを治療する科」といったところでしょうか,こう説明するとなんとなくイメージが伝わったようです。
形成外科の技術を高めるだけではなく、認知度を上げる努力もしていく必要があると感じる今日この頃です。

               

文責:佐藤卓士

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女子会(^-^)ノ

2015年7月21日

はじめまして!こんにちは!
もしかしたら、おはようございます、こんばんは!の方もいるかもしれませんね。
このブログにたまたま目をとめていただいた方。ありがとうございます。
これも、一期一会!!せっかくなので、私たちの医局を覗いて行ってください(^0^)

先日、女子会を開きました。私たちの医局は男性医師が多いので、たまに女子会が開催されます。とはいっても、男女が分裂しているわけではありません!普段から、学年・性別を超えて私たちはみんな仲が良いのです。おそらく、大学で一番結束している気がします!他科の先生、見学の方々、みなさんに、医局の雰囲気がとても良いと評判です。
“杏林形成外科Family”的な感じです。

とは言え、男性ばかりで、たまにむさくるしい。。。
じゃない、梅雨時でじめじめして、むさくるしい!!
なんて時や、ストレス発散したいとき、綺麗に着飾って食事したい時、女子だけの秘密の話題で盛り上がりたい時に、こっそり開かれます。

先日は、海外からの留学生が二人とも女子だったので、形成外科のwelcome girls partyを開きました―\(^0^)/当医局は外国人医師が様々な国から留学や見学にいらっしゃいます。異文化交流は刺激になります!英語と日本語がmixしながらで、とても楽しく盛り上がった女子会でした。当科の医局はみなさん英語が堪能なのですが、私はかなり苦手です。ですが、この日は、とても会話が弾んだので、思わず自分が英語を話せる錯覚に陥ってしまいました。
実際は、二人の日本語が堪能だったにすぎないのですが(・ε・)
ちなみに、お子さんがいる女性医師もいますので、この日は子供たちも一緒でした!

Familyだけど、プライベートもあって、個人プレーもできるし、異文化交流もできて、こんなに自由で刺激的で、温かい医局はめったにないと感じます。
ここで、会ったのも一期一会、今度は是非体験しにいらしてください!!!

               

文責:井原 玲

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観光大使

2015年7月13日

こんにちは。後期レジデントの大峯です。
休日を利用してMt.Fujiに行ってまいりました。今回は、当医局に約1ヶ月間、Chileから訪れていたAlejandro先生と奥さんのClaudiaさんに、富士山を案内するために、杏林大学観光大使として行ってまいりました。
天候にも恵まれて美しい富士山に出会うことができました。氷穴、風穴といった洞窟や白糸の滝、芝桜を紹介しました。また、静岡の酒蔵ではお二人とも楽しんでくれて、お土産に3Lもの日本酒を買って帰っていました。
最後に東京に戻り、カジュアルな和食と日本酒が楽しめるお気に入りの居酒屋さんで打ち上げをしました。
杏林大学形成外科には、たくさんの外国人医師・学生が留学に訪れています。少なくともこの2年間は、エジプト、ドイツ、フランス、台湾、香港、シンガポール、チリ、アメリカから留学や見学に訪れています。手術見学もさることながら、形成外科の観光大使として、みなさんにOMOTENASHIを発信してまいります。

               

文責:大峯啓志

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女医に関する女医のつぶやき

2015年7月6日

私の大学時代には15%だった医学部女性率は、今や30%を超えました。今年の「女の子がなりたい職業ランキング」で「医師」は堂々の2位!この先ますます増えそうです。とはいえ外科系は依然少なめで、杏林形成外科も2割弱。個性豊かな面々のおかげで、存在感は抜群ですが。
怖いもの見たさで、「女医のイメージ」をネット検索してみました。意外にも悪い意見が少なくて一安心。なんと「知的で美人が多い」という声も多数。きっとテレビで見かける華やかな女医さん達のイメージだと思いますが、嬉しいです!「相談しやすい、ほっとする」というコメントにほっとします。しかし一番多い意見は「気が強くてプライドが高い」「すましている」など、取っ付きにくそうなイメージでした。仕事柄、いつもニコニコしている訳にはいきませんし、一生懸命になるほど怖い顔と態度をしているかも・・・と言い訳したくなりますが、患者さんにそんな印象を与えるのはとても褒められる事ではないな、と反省です。
実際のところ、勤務中に自分の性別を意識する事はほとんどありませんが、一般的に男女には違った特長や傾向(力の強さや興味の対象など)があると思います。われわれ女医は、「女性である」ことも大事な特性として、自分らしさと得意分野を活かしながら、杏林形成という医療チームに華を添える存在でありたい、と常々思ってはいますが。。。形成なでしこ、奮闘中です。

               

文責:江藤ひとみ

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Oktoberfest

2015年6月30日

梅雨空のうっとうしい季節となりました。病院内は一年中ほぼ同じ温度で天候の影響は受けにくいですが、やはりこの時期は嫌なものです。
さて、先日梅雨の晴れ間にオクトーバーフェストに行ってきました。もともとはドイツ発祥のビール祭りですが、日本でもおなじみのイベントになりつつあります。10月を意味するOctober(ドイツ語表記ではOktober)ですが、ドイツビール祭りという意味でOktoberfestの名前が使われるようになったようです。なかなか飲むことのできない珍しいビールがたくさんあり目移りしてしまいましたが、お目当のビールにありつけることができました。昼間から飲むこともあまりないので、楽しい休日となりました。
日常の業務に追われながらも当医局では、お酒を飲む機会、飲み会は定期的に開催されます。毎回盛り上がり、上級医、レジデントの別け隔てなく楽しい飲み会になります。若手としてはありがたい環境です。次は納涼会、ですね。

               

文責:大島直也

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医局長のお仕事

2015年6月11日

私が昨年医局長に就任し、早半年。医局長って?医局って?という方もいらっしゃることでしょう。大学病院には診療科ごとに「医局」と称する組織があり、各科の臨床、研究、教育、人事を担っています。医局長はその「長」ではありません。医局の頂点は教授で、准教授、講師、助教、医員、後期研修医と続きます。つまり、医局長は正式な役職ではなく、医局のまとめ役としての「係」です。
その主な仕事は、
・院内の医局員の業務分担を割り振る
・関連病院を含めた医局員の人事を決める
・他病院からの臨時依頼に応える
・諸々のトラブルに対処する
・新入局員を勧誘する 
などです。
これらを通常の業務に従事しつつ行っています。何かと忙しい日々ですが、私の場合、偉大な前任者が近くにいるので幸運です。医局員が少しでも気持ちよく働けるよう、そして魅力的な医局を維持、発展していけるよう努力していきます。
――と言いつつ医局員に協力をアピールしています(笑)。

                医局の風景です。

文責:成田圭吾

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専門店

2015年6月5日

先日私が大学外で診療に携わっているクリニックのそばに行列ができていました。かき氷の専門店だそうです。この辺りはパンケーキやポップコーンなどの専門店も多く、いつも行列ができています。最近はいろんな食べ物の専門店の話を耳にします。専門店ならではのメニューや、珍しさもあって興味をそそられるのですが、必ずしも美味しいものではないこともあります。和食、洋食、デザートのいずれの分野でもその分野を広く深く知り尽くした職人さんが作ったものの方が質が高いことを経験します。医療についても同様のことが言えるかもしれません。形成外科とは非常に広い分野を扱う科ですが、当科ではほぼすべての分野で高い水準の医療が行われています。それぞれの医師はある程度の専門分野を担当しているものの、担当しない分野についても診療・手術の協力をしあうことで他の分野においても同等の高い水準の知識と技術を維持して診療にあたっています。私はこれまで10年以上にわたりこのような施設で経験を積んで来られたことを大変恵まれていると感じています。

文責: 白石知大

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日本血管腫血管奇形学会を主催します

2015年6月1日

今度の7月17,18日に第12回日本血管腫血管奇形学会学術集会を主催することになりました。当然のことながら、会長という立場は初めてで、何から何まで当科のビックボスにノウハウを伝授していただいております。
(血管腫・血管奇形については、こちらをご覧ください⇒

第12回日本血管腫血管奇形学会学術集会(会長 尾﨑 峰

学会準備も後半戦に入っており、ここにきて大まかな形は出来上がったかなと思っています。あとは細かい調整(実はここが大変そう)が必要ですが、何はともあれ、発表してくれる先生方がいないと学会になりませんので、今はできるだけ多くの演題を心待ちにしています。  

そして、会の準備をしていて思うことは、多くの方々の支えなくして人は何もできないということです。普段はあまり気が付かないことなのですが、こういう機会になって改めて思い知ります。普段からも周囲の方々への感謝の気持ちを忘れず、謙虚な気持ちで頑張りたいと思います。皆様、ありがとうございます!学会にも来て下さい!

文責: 尾崎 峰

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皆さん こんにちは

2015年5月25日

皆さんこんにちは。今回から杏林大学形成外科の医局員によるブログを始めさせていただきます。 まず初回は当医局の雰囲気をお伝えしようと思います。私は3年前からここで働かせてもらっていますが、入職してまず驚いたのは形成外科医が20名以上も在籍しているということでした。日本全国を探しても、これだけ多くの形成外科医が働いている施設はないでしょう。また、それぞれの医師は出身大学、専門、そして性格もバラエティーに富んでいます。とにかく手術が大好きで夜中の緊急手術でも喜んで参加する人、基礎研究に打ち込んで海外留学までする人、他の専門科を経験してから形成外科の世界に飛び込んできた人、子育てをしながら非常勤で働いている女性医師、など数え上げればきりがありません。共通しているのはみんな楽しく仕事をしているということでしょうか。

最後に集合写真を載せておきます。みんないい笑顔をしていると思いませんか。

文責:菅 浩隆

杏林形成外科・美容外科の医局員一同

顔ははっきり分かりませんが・・・

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